喜びなさい
「ね、うれしいでしょう?」
「喜んでいないのは、あなただけだよ」
と人から言われて、喜べるだろうか。
自分の気持ちを抑えて、堪えて、我慢して…。
あの人が言うのだから喜ばなくちゃ、と自分の気持ちをコントロールするなんて、苦しすぎる。
4:フィリピの信徒への手紙/ 04章 04節
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。
この言葉を初めて聞いた時、また喜ばなくちゃいけないの?と思った。
でも、もう一度改めて読む。
「主において」
人間の誰かに言われたのではなく、神さまに言われたら、と考えてみる。
6:フィリピの信徒への手紙/ 04章 06節
どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。
神さまがそう言うのなら。
私には、心の強さも、学びも足りないけれど、足りないことばかり数えるのを止めることができますように。
ここに居るのは、神さまの召しがあったから、と信じられますように。
人間のなかでは、なんの証明もなく、召命を明らかにされる場も無い。
しかし、静かに、常に問われ続けている。
あなたは、ここに居ることを神さまの召しだと信じるか?
私は、母が出来なかったことをしたい。
投げ出さず、逃げ出さず、でも、我慢せず。
どうか、自分の気持ちが伝わるように、相手によく伝わる言葉を与えてください。